罪と罰

この作品はただの物語ではなく、本質は何が善で何が悪なのか、また罰は罪を犯した人に対し、人が与えるべきものか、というところに置かれている。

主人公ラスコーリニコフは一つの悪事は百の善行によって償われ、悪人を殺しても罪にならないという自信の思想から、高利貸しを殺そうと考え、試みたが、その場に居合わせた高利貸しの娘までも殺してしまう。
そして、ラスコーリニコフは悪人ではないその娘まで殺してしまったことを悔やみ良心の呵責に囚われる事となる。それにより気を病んでしまった彼は偶然に遭遇した事故での犠牲者の貧しい家族に全財産をすべてあげてしまう。

最終的に彼はその家族の娘ソーニャの自己犠牲愛に心を打たれ、自信の考えの誤りを知り自首し、この物語はエピローグのラスコーリニコフが刑務所に入れられてからの話で終了する。

つまり『罪と罰』とは簡単に言うと、主人公ラスコーリニコフの贖罪、人間回復の話なのである。
感想

まず、物語としては、主人公と警察の腹の内の探り合いのやり取りが非常に面白かった。
例えるならば、デスノートにおけるＬとキラのやりとりに似ているように感じた。
いや、逆か。
デスノートが罪と罰に似ていると言うべきか…
まぁどっちでもいいけど。

そして、思想書として読むとタイトルの通り、罪と罰について考えさせられる。
つまり、冒頭で書いたように、人が犯した罪は赤の他人が裁き罰を与えてよいのか。
例えば学校で生徒が校内で悪さをしたとする。
この場合、その上の立場である人間、先生が生徒に対し、反省文を書かせる、というように罰を与えるのは何ら自然である。
同様にして会社での労働者の場合も同じであるだろう。
しかし、学校、会社といった小さな集団に属さない人間が犯した罪、または、どうなるのか。
そうして、同じ社会に属する人間が他の人間を罰してよいのかという疑問が生じるのだ。


そもそも罰とは、旧約聖書にあるように、人々は皆、モーセの十戒に従い、それを破った場合、天罰が下る、というようなのが元であろう。
これが、罰のイデアではないかと私は考える。
ちなみに、イデアとは、哲学者プラトンが唱えた考えたもので、万物が存在する理由である。
つまり分かりやすく言うと、そもそもイデアとは、万物の手本となる型であり、物というのはイデアという完全な型に従い、存在している。
ということは、イデアがなければ物は存在しえないという事なのである。
話を戻すと、罰の完全無欠な手本がなければ現在の刑罰はないことになり、これは神が罪人に対し、罰を与えた事の肯定を意味する。

そのようなわけで、今の刑罰は絶対に正しいとは言えなく、それは最早、罪を犯したらこうなるというように知らしめる、いわば見せしめの意が強いように思える。
しかし、そのようであってはいけない。
何故なら、同じ人間が人を長期間監禁したり、殺したりするのだから、これも罪であるからである。

次に罪人とは、精神を病み、行動を起こしてしまった人のことである。
というのも、人は生まれた時には精神を病んでいない(キリスト教的に言えば、すべての人が背負う原罪は、キリストが十字架によって償われた)からである。
なので、罪を犯した人間は、人権を犯していない人間と同じく扱われ、精神を正常な方へ直すために努めさせるべきである。



というような事を『罪と罰』を読んで考えました。

罪と罰、ソードアートオンライン３、ＧＥＮＥＺ１読み終わりました。
ちなみに、罪と罰は車輪の国とＧ線の影響。
思いの他、読みやすく、物語としても非常に面白かったですよ。

そして、今はツァラトゥストラへの階段一巻読み始めました。

土橋先生いいっすね〜
土橋先生の作品って作中に必ずゲームがでてきて、主人公は生き抜くためにそれをやらされるのですが、そのゲームの中に倫理や哲学といった考えが絡んでいて、結構深いんですよ。
後、主人公がゲームを解いた際には、ああそうだったのか、みたいにアハ体験ができますよ。(このネタ古いかもしれないすけど…)
まぁ、今のは嘘だからどうでもいいか。


それでは…


追伸


ここ数日地震多いっすね〜
そろそろ危ないんでしょうか？
それとも私の頭が危ないのでしょうか？(笑)

それはさておき、恐ろしい限りです。

今のうちに、非常用荷物とか、作っておいた方がいいんでしょうね。
私は、用意しませんが…
自分、五分前行動を心掛けてますからww

ブログペット

この間も紹介したが、今回もまたブログペットの紹介をしようと思う。
私が最近使っている機能なのだが、なんとブログペット宛てにメールを送るとその文が、自信のブログに書き込まれるのである。
なんと便利な機能か！

これなら、メールなら安心アクセスサービス、携帯のネットアクセス料金を気にしなくても良いし、さらに時間を節約出来る。(時間節約したいならブログやんなきゃいいじゃないのといったツッコミは無し、という事で…)
というのも、パソコンだと立ち上げて管理ページまでいくまでに無駄な時間ができてしまうからである。
たとえ一回の時間が短くても、この時間が何十年分も積み重なってしまう膨大な時間となるため老後、非ブログ経験者に大きく肉体面、精神面において大きく差をつけられる事になる。
将来、より楽しい老人生活を送るためにもブログペットを使って携帯からブログを書いた方がよい筈である。
うん、殆ど嘘だね。

まぁとにかく便利なんで皆さんもブログペットをやってみてはどうだろうか？
あわよくば、私とフレンド登録して頂ければ本望というものである。

流行っているそうですが… (今日のテーマ)

BlogPet 今日のテーマ 流行っているそうですが…
「「トマト鍋」を食べたことありますか？」

食べたことないっすねぇ。
多分、トマトだし真っ赤なんだろうな。
ってことは、ハロウィンに最適じゃね。
今年はもう終わっちゃたけどね・・・
まぁ来年にでもやってみるか。

アマゾン

諸君はアマゾンのおすすめ商品というサービスをご存じであろうか。
知らない方のために説明しよう。
そのサービスとは、文字通りアマゾンがページを訪れた人に対し、その人にあった商品、おすすめ商品を示してくれるものである。
制作背景として、開発者自信が自分が何を欲しているのか分からず路頭に迷っていて、その様な人を少しでも減らそうと奮闘する姿が想像出来る。
あなたへのおすすめ商品:愛
みたいな…
今、旬の話題である現代の仏陀を目指したのではないだろうか。

嘘ばっかりだ。

話がそれたがこの非常に有用なサービスを利用するためには、諸君はただ持っている商品のページを開き、選んだ商品を五段階で評価するだけでいい。
そうすれば後は勝手にアマゾンがおすすめの商品を順番に表示してくれる。
そのメカニズムは、選んだ商品に対応する商品を自分の評価順に選ぶ仕組みである。
このサービスを利用すればわざわざ、ネットのクチコミなどを利用せずして自分に合った商品を知る事が可能だ。
ちなみに私もこのサービスをよく利用する。
(特に、本(ライトノベル含む))
そして、レビュー並びに他人の評価も見る事が出来るので一石二鳥である。
まぁ、ただ欲しい商品が増えてしまうという欠点もあるが…
とにかく、自分の趣味に近い商品(私の場合は本)を沢山知る事が出来るので便利であろう。

諸君もアマゾンのおすすめ商品サービスを利用してみてはいかがだろうか。

ブログペット

皆さんお気付きの事と思いますが、ブログペットなるものを始めた所存であります。
ブログの右側で覇を唱えているのがそれです。
若干嘘だけど。
ブログ上の言葉を学習して喋るらしいっすよ。
どう喋るのか私めはまだ体感しておりませんが…
まぁ、とりあえずブログやってる人はブログペットもやるのも一興ではないかと。

最後に、嘘つきみーくんシリーズ五巻読みましたよ〜

12月14日のココロ日記(BlogPet)

いつか、来るノベルがほしいです。ココロの夢です。

*このエントリは、ブログペットのココロが書いてます♪